ナンバーズ 過去 データ 当選番号 [確率]
ナンバーズ 当選しやすい数字がある??
ナンバーズに関連した雑誌やホームページには、
過去に出た当選数字の各ケタごとの出現頻度などのデータが掲載されている。
こうした過去のデータを参考にすることで、ナンバーズの当選確率をアップさせる事ができるのだろうか??
宝くじのところでも述べたように、そもそも当たりやすい番号など存在しない。
過去のデータは今後の当選番号と何の関連性もない。
そのため過去のデータを参考にして番号を選んでもでたらめに番号をえらんでも当選する確率はまったく同じ。
だが、当選番号として出現頻度の多い数字のほうが、当たりやすいように感じる人もいるだろう。
しかし、データの範囲が少なければ少ないほど、結果にかたよりが出るのは当然なのだ。
過去10回程度の結果を見て、当選数字の中に7が多く出現していたとしても
それはたまたまそうだったに過ぎません。
各ケタの数字の出る確率は、どの数字も10分の1で変わることはない。
そして、
大数の法則により、何度も繰り返せば繰り返すほど、出た結果もその理論上の確率に近づいていく。
それにナンバーズは当選者数が多いほど、獲得賞金も少なくなるため、
同じデータを参考にして、同じ数字を選ぶ人が多いほど、
せっかく当たっても賞金は少なくなってしまう。
また、同じ番号をずっと買い続けていれば、いつかは当たるので、
そのほうが当たりやすいと思っている人もいるが、 この場合も、当たる確率はまったく同じです。
奇跡 宝くじ 確率 [確率]
★奇跡的な確率について
世の中には、奇跡的と言われるような出来事があります。
しかし、奇跡的な出来事の確率が何分のいくつ以上かなどという決まりはない。
経験上、めったに起きないような出来事を奇跡的な出来事といっているに過ぎない。
たとえば、トリックなしに52枚のトランプのカードから1枚を引いて、
そのカードが何かを見事に当てたら、たいていの人は驚くだろう。
しかし、この確率は、たった52分の1である。
2回連続で当てたら約2700分の1になります。
1/52 × 1/52 = 1/2704
3回連続では14万分の1になる・・・。
それでもまだジャンボ宝くじ1等の当選確率、1千万分の1にも、はるかに及ばない。
このトランプの例から言えるように、
人は意外に少ない確率でも、すごいと感じたりしてしまうのである。
さて、
そうすると1億分の1などという確率の出来事は、本当に奇跡的な出来事といえるかもしれない。
だが、こんなめったに起きないような確率の出来事でも、
日本には1億2千万人以上いるのだから、
日本人の1人に起きていても不思議ではないのだ・・・。
さらに、
世界には60億人以上の人がいるのだから、世界では1億分の1という奇跡的な出来事が、
60人に起きていても不思議ではないということになる。
60億分の1というとんでもない確率の出来事でさえ、
世界中の誰か1人に起きる可能性があるのだ。
このように、
確率的にいえば、めったに起きないような奇跡的なものでも、
母数になる数さえ満たしていれば、起きているほうがむしろ自然なのだ。
AKB48 じゃんけん 確率 [確率]
★じゃんけんの確率
~同じものは出しにくいという心理~
AKB48の総選挙でも有名の ”ジャンケン”
今日は、じゃんけんの確率について書いていきます・・・。
「最初はグー!」と、グーを出してから始めることもよくあるジャンケン。
こうしたジャンケンで、少しでも勝つ確率をアップさせる方法はないものか?
ジャンケンの手の出し方を調査した結果、
同じ手を続けて出す人よりも、違う手を出す人のほうが多いということがわかってきました。
ということは、「最初はグー!」とグーを出し合った後に、
どの手を出せば有利になるかはすぐにわかる。
同じ手を出す人は少ないのだから、
グーのあとには、チョキかパーを出す人の方が多いという事です。
よって、チョキを出しておけば、あいこか勝つ可能性が高くなると考えることが出来るだろう。
チョキ同士であいこになったら、次はグーかパーを出す人が多いので、
パーを出せば、あいこか勝つ可能性が高くなる。
結局、グー、チョキ、パーの順に出していれば、
少しは勝つ確率をアップさせることができるということです。
また、いきなりジャンケンをする場合は、
パーかグーを出す人のほうが多い事がわかっている。
チョキを出しにくい手だからである。
よって、いきなりのジャンケンでは、パーを出すほうが良いというわけだ。
大学 合格 確率 [確率]
★大学に合格する確率について
~模試試験の合格率から合否の確率を予想する~
大学受験に関する確率について書いていきます。
A君は、合格率10%の大学を第一志望にし、
あと合格率20%、30%、40%、50% の大学をそれぞれ1校ずつ全部で5校受験する予定です。
A君がこれから5校の中のの少なくとも1校に合格する確率は、
どの程度になるのでしょうか?
これも、少なくとも〇〇の確率だから、余事象の確率を出して、1から引けばよい。
合格率10%の大学を受験して不合格になる確率は、90%。
同様に、合格率20%、30%、40%、50%なら、不合格になる確率は、
それぞれ、80%、70%、60%、50%となる
よって、5校ともすべて不合格にな確率は、
0.9 × 0.8 × 0.7 × 0.6 × 0.5 = 約0.15 = 15%
少なくとも1校合格率 = 1 - 5校とも不合格になる確率
= 1 - 0.15
= 0.85
= 85%
A君は、85%の確率で、少なくとも1校合格できるということになる。
合格率50%の大学を5校受験すれば、
1 - 0.5 × 0.5 × 0.5 × 0.5 × 0.5 = 約0.97
となり、約97%の確率で少なくとも1校合格できる。
あくまで確率的な考え方なので、
勉強し、努力することによって合格率を上げることができます。
合格率を上げるためにも、努力していきましょう!!
事故 確率 [確率]
★単純な結果だけから判断すると間違える
世の中には、異なる表面上の結果だけから判断すると勘違いしてしまう事がたくさんあります。
例えば、夜間に、交通事故に遭う人は、
黒い服を着ている人の方が、
白い服を着ている人よりも多いという結果があったとします。
この結果から、
単純に夜間、黒い服を着ているほうが目立たないので事故に遭いやすいと考えてしまうのは、まだ早い。
夜間、外出している人の服装の割合が黒と白で同じならば、そう考えることもできる。
だが、もしかしたら、単に、
夜間黒い服を着て外出している人の方が、白い服を着て外出している人よりも多いのかもしれない。
夜間、黒い服を着て外出している人の方が、白い服を着て外出している人よりも多ければ、
事故に遭う人も黒い服を着ている人の方が多いのは当たり前のことです。
全体に対して、その結果がどの程度の割合なのかを知らないと、勘違いしてしまいます。
たくさん1等が出ている宝くじ売り場から買った方が、
当たる確率が高くなるような錯覚もそうです。
これは単に、販売数が多いから、結果的に1等もたくさん出る確率が高いだけの事です。
同様に、血液型別ではA型の人が一番多く宝くじに当たっているという結果から、
A型の人が運がいいと思うのも勘違いです。
日本では、A型の人が約40%と最も多いので、当たっている人も一番多くなっているにすぎません。
そもそも確率とは何か?? 確率の前提 [確率]
★確率の前提について
確率という言葉はよく耳にしますが、そもそも確率とは何か?
クジが当たる割合?
確かにこれも確率の1つです。
もう少し一般的に言えば・・・・
あることが起こる結果の割合(例えば、平均10回のうち1回起きるなど)を数量的に表したものです。
または、起こりやすさの目安のようなもののことです。
では、具体的な例をあげて説明してききます。
例えば、コインを1回投げたときのことを考えてみてほしいのですが、
コインには表と裏があります。
だから、コインを投げたときに起きる可能性の結果の可能性は、表が出るか、裏が出るか、
2つの結果のうちのどちらか1つという事です。
よってコインを1回投げたときに表が出る確率は、
2つの可能性のうちの1つだから、 2分の1になります。
このように確率とは、そのことが起きるすべての結果の数(コイン投げでは、表と裏の2通りの結果で、
確率を求めたいことが起きる結果の数(コイン投げで表が出るのは1通り)を割ることが出来ます。
同様に、サイコロで1の目が出る確率は、1つの目が出るのは6通りの出方の中の1通りなので、
1÷6 = 1/6 になります。
ただし、ここで大切なのは、そのことが起きる結果が、
同時に起きることがなく、(1つのコインを投げた時に表と裏が同時に出ることはない。)
かつ、
すべて同じ割合で起きること(1つのコインを投げた時に表と裏が出る割合は同じで偏りはない)
が前提になっていなければなりません。
確率論のはじまり。 確率論はギャンブルから発展した? [確率]
★確率論のはじまりについて
前回の記事でも確率は日常生活に密接に関係していると述べましたが・・・
ギャンブルと確率は切っても切れない関係にあります。
というのも、確率はもともとギャンブルで勝つための方法を研究することで発展してきたからです。
17世紀、フランスに、サイコロを使った賭けに関する問題を相談した。
パスカルは、友人の数学者フェルマーと手紙のやりとりをしながらド・メレから相談された問題を解決しました。
このことは、賭けを途中で中止した場合、掛け金を公平に分配するにはどうしたらいいのか?
といった問題や、複数のサイコロを使用した賭け、
または複数回投げる賭けで勝つためにはどうすればいいのか? といったものでした。
こんなわけで、確率は歴史的にもギャンブルと深い関係がありました。
確率を研究することで、ギャンブルに勝てるようになるかどうかは、
これから書いていく記事を読んでご自身で判断していただきたいです・・・・。
少なくとも、前述したように確率の基礎知識を知っていて損はないということです。
そして、ギャンブルでも勝てるようになれればいうことはないですね。
日常と確率について [確率]
★日常と確率について
確率は数学の分野ですが、日常生活にも密接に関係していると思います。
そこで、日常生活に関係している ”確率” について書いていきます。
みなさんは、朝、新聞やテレビなどで天気予報を見て、
その日に降水確率をチェックし傘を持って出勤するかどうか判断している人も多いと思います。
宝くじが当たるかどうかも ”確率” ですね・・・。
また、現在のパチ〇コやパチ〇ロはほとんどが確率の機械です。
その他、多くのギャンブルは”確率”で成り立っていると言っても過言ではありません。
このように、日常生活に関係している確率の例をあげればきりがありません・・・・。
だからこそ確率の知識を得ることが重要になってくると思っています。
なぜなら? 確率を知る事で、物事の本質を理解できるようになるからです。
これまで単なる偶然の出来事だと思っていたことが、そうでないことが分かったり、
理論的に説明することができるようになります。
さらに、これまで正しいと思っていたことが、勘違いであることがわかるようになる。
◇たとえば、コインを投げをし 5回連続で表が出た場合、
たいていの人は、 「そろそろ裏が出るだろう・・・」 と考える・・・・。
なんとなく裏の出る確率のほうが高くなったような気がする・・・。
しかし、確率的に言えば、これは単なる錯覚にすぎない。
こうした例は、他にもたくさんあります。
確率をしらないと、思わぬ損をしたり、詐欺に引っかかってしまう可能性もあります。
そうならないためにも、確率の基礎知識だけでも身につけておく必要があると思っています。